未来へつなぐ、地域のエネルギー



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福島復興風力合同会社は、福島県田村市、大熊町、浪江町、葛尾村にまたがる阿武隈高地の尾根沿いに46基の風車を建設し、年間およそ3億6千万kWh(概ね12万世帯分の消費電力量)を発電する国内最大の陸上風力発電所を運営しています。
福島復興風力では、現在7名の人員(内、地元出身者5名)が風力発電所の運営・安全管理を担っています。
また、発電所の風車設備の運転・保守メンテナンスを委託先の東芝エネルギーシステムズの常駐技術員3名と風車メーカーであるGE Vernovaの常駐技術員約20名が担うとともに、地元人材の雇用・育成に取り組んでいます。加えて、発電設備の定期検査業務や発電所の管理用道路として国有林内に建設した全長約17キロメートルの道路と関連防災施設についての修繕業務などを地元の協力会社に委託しています。
私どもが働く管理事務所の1階にはキッチンや多目的室があり、地域の交流スペースとして、地域のより合い、各種イベントに活用いただいております。その他、発電所の見学会などにも積極的に活用しており、災害時には避難所としても利用いただける施設としています。
田村市の魅力はどのようなところでしょうか?
田村市の魅力は、地域に根付いた温かい人とのつながりにあります。
所長の北村さんによると、地域の方々は東日本大震災を共に経験した絆から、まるで家族のような支え合いの文化があり、イベント時には豚汁をふるまうなど、自然な助け合いの姿が見られるそうです。
代表の平野さんは、風車が景観を変えることへの心配もあったが、実際には「風車が回るのを見ると元気が出る」と話す住民の声に勇気づけられ、地域の一員として受け入れられていることを実感していると話します。
都路出身の若手社員も、「この地域から出たくない」と幼いころから思っていたそうで、地元への愛着と、県内で働きたいという若者の声が多いことも、田村の魅力を物語っています。


最後に、次世代の若者へ一言お願いします!
「やらなければいけない」という義務感より「こうありたい」という意思を大切に。
どんな仕事や場面でも「やらなければならないこと」は必ずあります。それでも「こうすれば楽しい」「こうすればやりたい」という意思によってゴールは変わります。
風力発電においても同じです。いつも同じ方向から風が来るわけではありません。風は四方八方どこから吹くか、強かったり弱かったりさまざまです。その変化を感知し楽しみながら柔軟に対応することで、安定してエネルギーを作り出し、みなさんに届けることができます。
自分の意思を自分の中だけにとどめておくのはもったいないので、社会にはたらきかけ、もっともっと広めていきましょう!